昨夜の霙の後の雷鳴、
凄まじかった。
今朝も路面は濡れ、
天頂で空の景色は二分されていた。
北の空は黒い雲、南の空は晴れていた。
駐輪場に停めた後、虹は回転していた。
そう、”(”になっていた。
暗い空に虹が揺らめく。
まさに紅緑の虹と呼ばれし竜の首のごとく。
右へ左へと向きが変わったのだろうか。
副虹*1もかすかに見え、
先日見た、帝都物語の妖しげなシーンを
思わせるような空模様。
一句、冬曇 天を分けたる 紅緑の虹
*1:虹は主・副の二つが現れるが、副は主と色の順番が反対。また、かなり淡いので気づくことが少ない。赤い線の下です。