明日までの公開なので、
レイトショーを見に行った。
先週と同じ、梅田ガーデンシネマ。
ただ、21:15〜なので、
時間調整にキディランドのマジックショップで雑談。
公式サイト:http://www.moon-otoko.jp/ を見ていて、
『サイレント・ランニング』より『惑星ソラリス』をイメージして
いたのですが、ディック風味の映画でちょっと面白かったです。
良質のSF映画です。DVD化切望。
ここから、少しネタばれ。
主演のサム・ロックウェルの一人(三役)芝居なのですが、
演じ分けも上手く、彼を補佐するロボット、ガーディーも
二足歩行ではなく天井に敷設されたレールに沿ってしか移動できない。
また、手だけのロボットがいるように、コミュニケーションロボット。
クローンネタと予告編で気づかなかったので、『惑星ソラリス』風と
思ってました。
派手なCGも無く、月面の採掘映像などミニチュア主体だと思うけれど
それがとてもよかったです。
子供の頃に、想像された未来(21世紀)とは、現代は著しく違っていて、
実に部分的な、それも細かい処で実現してるだけのような社会で暮らして
いて、ロボットの移動手段も月面での採掘も「これなら、素直に納得で
きてしまえるね」な世界観がとてもよかったです。
エンディングの部分はもう一ひねり欲しかったなぁと思います。