magurit’s blog

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・・・しとしとと降る中

 

自遊人 2007年 07月号 [雑誌]

自遊人 2007年 07月号 [雑誌]

 『自遊人』に紹介されていた地元の蕎麦屋へ。
 道の角にひっそりとたたずむ店は,暖簾など無いモダンな装い。
 外から見えるのは,焼き物,器。
 店内カウンターからは,蕎麦を打つ場所が見える。
 細い麺が,喉の奥へスッと流れていく。
 うづらの卵が付かないので嬉しい*1
 濃厚な蕎麦湯は,甘みがあって実に旨い。
 盛夏を迎える前に,蕎麦湯を意の腑におさめるのが私流の夏バテ予防。
 

*1:亡くなった祖父から聴いた話では,昔,蕎麦通の商人がいて,出汁も付けずに喉を通していたそうな。なんでも通は出汁はあまりつけないとか。卵は喉を通しやすくするために。その通人がいまわの際に所望したのは,出汁をたっぷりしみこませた蕎麦だったと