- 出版社/メーカー: カラット
- 発売日: 2007/05/26
- メディア: 雑誌
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道の角にひっそりとたたずむ店は,暖簾など無いモダンな装い。
外から見えるのは,焼き物,器。
店内カウンターからは,蕎麦を打つ場所が見える。
細い麺が,喉の奥へスッと流れていく。
うづらの卵が付かないので嬉しい*1。
濃厚な蕎麦湯は,甘みがあって実に旨い。
盛夏を迎える前に,蕎麦湯を意の腑におさめるのが私流の夏バテ予防。
*1:亡くなった祖父から聴いた話では,昔,蕎麦通の商人がいて,出汁も付けずに喉を通していたそうな。なんでも通は出汁はあまりつけないとか。卵は喉を通しやすくするために。その通人がいまわの際に所望したのは,出汁をたっぷりしみこませた蕎麦だったと