- 作者: 森谷雄
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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カーリングというスポーツを知ったのは3ε年前,中・高校の頃。
新聞の日曜欄,雑誌の記事で見つけて「あっ,これ面白そう,してみたい」と。
スポーツとは縁遠い。山口県の小学校で「オマエは体育が出来ない!」と洗脳され,
「運動=怪我=血=縫う=痛い」に怯えていた。
内容が分かっている時は,いつも,「雨で授業が無くなればいい」と祈っていた*1。
大阪に来てから,水泳*2と体操*3以外は,そこそこ出来る事を
知らされた。でも,いつも自信がなかった。
テレビやラジオでスポーツ観戦する様になったのも中学の頃。
ふと「何か運動したいなぁ」と思うことは多かった。
でも,当時の風潮は何をするにしても「一番になれ」とか,健康志向,精神修業的な意味合いが強くて,
「ちょっと愉しんでみたい」という風ではない。部活どころか,街のジムにあるスポーツも同様。
職場でゴルフを誘われてもウンと言えなかった。
”にわかコーチ”に偉そうにされるだろうし,出来ない自分が先に見えた。
ぎこちない雰囲気を味わいたくない,狭い社内では”派閥絡み”とも勘ぐられる。
”ちょっと愉しんでみたい=遊び*4”という自分と,”目標がある人”とではなじめない。
で,馴染みの薄い競技は,新鮮で面白そうに見えるし,科学者の”先駆者効果”の様に,知人に邪魔もされない。
カーリング,ペタンク,インディアカ,スカッシュ,フリークライミング・・・。
ただ,馴染みが薄い分,アクセスポイントが限られていた。
電子網の普及と共に,あちらこちらで,出来る様になるわけだが,今度は,齢が,体が・・・(苦笑)。
体力の衰えを考えると,何かしたいなぁとは思う。
その前に基礎体力だって?
ふう,ストレッチで根をあげそうだ。
ポプラ社って,小学校以来。
ラストの説教臭い部分,当時愛読した”偉人伝”っぽいのが・・・。
舞台は北海道の北東部,サロマ湖周辺。夕日が綺麗な湖だ。
進路に悩む一人の女子高生が主人公。
憧れのレイクプラシッドのスキップに会いたい一心で,カーリングチームを結成する。
ただし,一つの条件付き。
ストーリーは,チーム・シムソンズが「これから強くなっていくだろう」という処で終わっている。
映画化を意識したのかな。
それでも,”運動苦手”の私が,何かを始めたくなる様な,
爽やかな気分を与えてくれるおはなし。
”積ん見”になっていたDVDも探し出した。
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2006/07/28
- メディア: DVD
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