朝の5時半ぐらいまでは起きていたが,
ふと気がつくと,10時前(苦笑)。
予想された展開・・・・。
そのまま,ボーッとしてると,
いつのまにか,14時。
箱根駅伝は亜細亜が優勝。
ライスボールは,学生が負けていた。
高校サッカーは,国見を大阪朝鮮高級学校が
破っていた(スゴイ!!)。
ボーッとしたまま,積み上げていた新聞を切り抜き
ながら,テレビのバラエティを見てしまい,表面的
な笑いに包まれて時間が過ぎ去る虚しさを感じていた*1。
そのバラエティをBGM*2に,年末に紹介されていた
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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神楽坂*3の高層マンション(集合住
宅)を舞台として固定して,それぞれの話はまったく独立させて,サラリと
語られた短編小説群。あっさり読ませてしまう旨さと同時に,ちょっと物足りない
何かが残った。何だろうなぁ。よくわからない。
本の帯にある「あつくなる体,おきざりの心」というのはイメージとして
違ってるなぁ。
気になった短編を簡単に紹介すると・・・,
「空を分ける」は,絲山秋子の『ニート』の中でも使われている「ルームシェア」を
手がかりにした話。読みながら何故かルームメイトの男の顔は,長島一茂の顔が浮か
んでいた(笑)。どうやら,短編だからか,高層マンションが固定された設定だからか
テレビドラマを見ている様な感じ(笑)*4。
「魔法の寝室」は,清原なつののコミックを読んでいるようないい雰囲気だった。
個人的にはこれが好き。壁紙の絵は私の頭の中では,北欧のデザインで使われる青。
「ホームシアター」は,ニートが話題になっていて,父親の台詞が泣かせる*5が,この作者の雰囲気からすると,新しい作風に挑戦なのか
冒険してるのか*6。
「指の楽園」。マッサージは,ほんと相性なんだよね。私は,肩こりの症状を自覚
できないので,人に触られてよく指摘される。それで自分から行くことはないが,
飲み会の後で3回行ったが,2回は,くすぐったくてずっと笑って暴れていた。
1回だけ,知らない間に終わっていたが,名札を覚えておけばよかったと今でも
悔いが残る。
さて,そろそろ行動時間を元に戻さないとなぁ。
慌ただしいというか,落ち着かない内に終わるから,年末年始は嫌いだな*7。
*1:最初が,「芸能人の格付けチェック」:ハマダは嫌いなんだけど,人が蘊蓄を蕩々と述べた後に間違えるのを笑うのって,悪趣味だけど可笑しい。次に「とんねるずのプロ挑戦?」:とんねるずは大嫌いなんだけど:苦笑:プロが墓穴を掘るのが可笑しくて,これも悪趣味な笑いだね。最後に「たかじんのワンマン?」でたかじんの好き勝手言い放題な悪口にクスクス笑う・・・アカン,健全じゃない
*2:バックグラウンド文言
*3:東京の地理がイメージできないので本文のまま
*4:時間から言うと,タモリの「世にも不思議な物語?」の一話分ぐらいかな。やたら設定が細かいなぁ
*6:といっても,私も石田氏の本を何冊も読んでないからこんな雰囲気の作品もあるのかもしれないですが・・・。私が読んだのは『娼年』。SEX抜きで失禁だけで絶頂を迎える女性に寄り添うシーンが切なかった
*7:好きな時もないけどね:笑