仕事で,劇団「四○」の「マ○マ・□ー△!」*1を視察に行った。
「猫たち」*2の時も眠ってしまったが,
今回も前半で,眠ってしまった*3。後半は眠らずにすんだが,どうも体質的にあわない。
ミュージカルといって,思い浮かぶのは,映画ばかり。
ぐらいなもので,どうしても役者の顔*4や体型,日本語で,
歌われると,こそばゆいというのか,照れてしまうというのか,馴染めない。
ホルストの組曲「惑星」の「木星」だけを「ジュピター」と言う題名で,
日本語の歌詞を付けて歌われても,私には私の「木星」のイメージがあるの
で,それを否定され,押し付けられているようで困惑する。
それと似た感覚で,日本語の歌詞で歌われても,とてもつらい。
好きなメロディなら尚更なので,これはいかんともしがたい。
むかし,同じ様なことを,タモリが「突然ミュージカル」と揶揄していたが,
そういう目で見ると,普通に会話しているところで,いちいち歌でやりとり
されたら面倒くさくかなわない。
では,「原語ならいいなんてイヤラシイ」と思われるかもしれないが,
元々,その国で作られた曲に,その国の歴史に培われた原語で歌詞を
つけても,違和感を感じない*5。
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JR京都駅の火の鳥
*1:伏せ字にしてあるのは,自分でお金を払って見たわけではないし,個人的に馴染めないだけなので,「ザ・ファイブ・ブラウンズ」の様に批評したいわけでもないので,検索に引っかからない為であることをお断りしておきます。好きな方には申し訳ないのだけれども,私には辛い。
*2:題名は,英語で考えてください:笑
*3:しかし,ストーリーがわからなくなることは,まったくなかった
*4:美醜ではない。
*5:言葉がわからなくても,いちいち意味を確認したいと思わない。なんとなく,雰囲気でわかる。ミュージカル映画で歌詞を字幕を読む行為と,日本語の歌を耳から脳神経に入れられるのとは違うと思う。認知学的には,同じなのかな?「硬いこと言うな。その場の空気を愉しめばいいんですよ!」とわけ知り顔でもの申されても,そう思えと押し付けられるのも,まっぴらゴメン。そもそも,そういうこだわりも無い人間が深く考えずに多数派に加わり,責任を取らない事が多い。話が大きくなった。唯一,宝塚歌劇は,日本人が日本人の為にストーリーを考え,脚本を作り,それに合わせて歌を作り,歌詞をつけているから,私は違和感を感じない。