実は，この日，愛車のオイル交換に出かけた際に，左折ラインに居たのに，
中央ラインの車が強引に左折してきて，右前にぶつけられた。
すぐに警察に電話し，ディーラーに「ぶつけられたから，遅れます」と
連絡しているうちに，ポリスがやってきてくれた。
相手が強引に左折してきたのだし，相手さんもポリスに自分の非を認めて
いたのだが，相手は警察に電話せずに，保険会社に先に電話してしまっていた。
「三○住○海上」のオペレーターは，「この度は申し訳ありません。こちらで
全部させていただきます。」と電話口で言ったのだ*1。
だから，私の保険会社に連絡した際も「向こうが全部する言うたんなら，
東○海○から話することはありませんわ。月曜日まで待ちなはれ。言うてる
ことが変わったら，すぐに連絡してください」と。
さすがに世慣れた，安心感を抱かせてくれる対応だ。
ところが，当事者同士で話をして，複雑化しないように保険会社に任せて
いるのに，相手の修理工場が，入れ知恵をしたのか，私の保険を使ってくれと
電話してきた。もちろん，月曜日に保険会社の話を聴いてからですと，やんわ
りと話を打ち切った。
愛車は軽とはいえ，４ＷＤで，ミッドシップエンジン，ターボ搭載で，
１ｔという重量級*2。タイヤも普通の軽よりもうんと大きい。
そのタイヤのホイールベースに相手のペイントが付いているのだから，
相当な遠心力で私の前を左折しようとした証拠。
先手を打って，ディーラーから「三○住○海上」に電話を入れてくれていた。
月曜の昼前に職場に電話がかかってきたが，いきなり「７-３で」。最初の電話の
件やホィールベースの件を話していたらいきなり「９-１」に。この変わり身の
早さに，無責任な気分になり，自分の保険会社へ電話。
そこからほったらかされて，さらに２週間。自分の保険会社から「９-１」に
落ちつきそうとの報告がある。車は治って来ていたが，バンパーも交換され，
バンパーに貼ってあった，フィンランドで買ったステッカーは涙を呑んだ。
すると，やたら腹が立ってきて，「三○住○海上」にクレームとして電話を
入れて，文句を言った。「ステッカーの値段じゃないよ。一人，オーロラを
観測に行った時の記憶・想い出・航空代等考えても，連絡一つしてこない，
姿勢があまりにも，被害者をバカにしてないか！これでは，まるで私が
加害者じゃないですか？」
そもそも，当事者同士の示談なんて，泥仕合になるから，保険会社同士で
交渉してもらう訳だが，心のケアとか筋を通すべきところは，忘れてもらっ
ては困る。どこかのキツネ目の男は，「民営化すればサービスが行き届き，
競争によって，よりよく・・・」等と宣っているが，加害者側の民間の，
意識レベルが低かったら，被害者は泣き寝入りである。キツネ目の男は，
総てが同じだと勘違いしている処に問題があるのだ！
勉強しない大人。学校を出たら，基礎的な科学事象や歴史事象を
忘れても恥とも思わない。そういう愚民化政策を良しとしているから，
馬鹿な経営者や管理職が増えるのだ。
どこぞの市長もキツネ目男のマネをし，その助役も議員に色気を出し，
「公僕」としての義務・責任を忘れている。
そんな社会で，民間が伸びるはずもない。
ああ，有情。
