magurit’s blog

はてなダイアリーからの移転です!

明日,1つ齢を重ねる。

  子供の頃,今の私の世代の大人は,随分立派に見えた。
 「あの年齢になれば,何事にも動じない大人になるんだ」と・・・。

 しかし,大学を卒業し職に就き,時の流れに身を委ねるかのごとく,
 仕事の虫となり,日々は過ぎ去って行った。

 ふと,我が手を見る(苦笑:宮沢賢治じゃないって・・・)。
 見たくもない鏡に映る我が顔を,姿を・・・・。
 
 衰えは隠せないが,思考も指向も嗜好も,経験こそ重ねたが,
 ちっとも落ち着いた風情も感じられない。

 某番組で,『バカの○○』の著者が,現代人の脳の成熟が遅れている
 等と言っていたが,脳が遅れているのなら,体細胞にも遅れるように
 命令を発して欲しいものだ。

 別に,100も120も生きたいわけじゃない!
 ほんの少し,若いエネルギー(活力としておこう:エネルギーの定義は
 〈仕事:科学的な意味での仕事:力×距離〉をする能力)が
 欲しいじゃないですか・・・・。

 ということで,今日,斜め読みしていたのは,
 先日来,再注目している,吾妻ひでおの『やけくそ天使』(笑)。
 (これは,骨休めということで・・・・。)
やけくそ天使 (1) (秋田文庫)やけくそ天使 (2) (秋田文庫)やけくそ天使 (3) (秋田文庫)