No.229
●投稿者:マグリット(♂)
●投稿日:06月25日(水)07時12分51秒◆虹の色
書店で『虹』という写真集を見つけた。
パラパラとめくると,二本の虹が同時に出現している写真が幾つか
掲載されている。
「主虹と副虹が,きちんと写っているな。いい資料になる。」と
思わず買いました。
副虹は,暗いので,人の目にはなかなかふれることはないが,実は,
虹はいつも二本,色の順番が逆になって,現れているのです。虹の色って,何色で,習いました?
多くの方が,「七色の虹」でしょうか。
なかには,色の覚え方もご存知の方もいらっしゃるの
かもしれませんね。この色を決めたのは,万有引力の法則で有名なニュートンが「色と音階」に
関連性を結びつけて発表したので,世界的に広まったことが,最近調べられま
した。特に日本では,明治以来西洋に「追いつけ・追い越せ」の姿勢でしたか
ら,七色に固執してきました。
アメリカや欧州では,最初は七色でしたが,今では,5〜6色で()付きで,
七色の説明も加えているようです。驚くのは,中近東アフリカ辺りの国には,
8色という国もあるようです。江戸時代以前の日本では,「紅緑の虹」といって,二色でも充分通じたようで
す(ちょっと,記憶が定かでないので,ここは眉に唾つけて読んでください。
紅緑の虹と呼ばれていたのは本当です)。虹色といえば,パソコンなら,リンゴマークのアップルですが,他にもシンボ
ルにしている団体があります。
正式な団体名は忘れましたが,人種・性別といった,一切の差別を排除する運
動のシンボル旗の色が6色の虹色でした。さて,小学館から出た『night rainbow』という写真集は,ハワ
イの夜,月光によって現れた虹が妖しく,美しく輝いています。是非,書店でご
覧ください。
- 作者: 高砂淳二
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/06/01
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