magurit’s blog

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正しいアンケートの作り方

 今朝の読売のトップ記事を見て
 開いた口が塞がらなかった。
 支持率80%?

我々府民が「いいことしてもらった」と言えるような成果は何があった?

 よくよく新聞を読めば,無作為抽出で,1600人にアンケートを実施した。
 が,回答者は1000人。回答率60%

無回答が600人?!

ちょっと,多すぎないか?

 880万,府民から180万の票を集めただけで,大阪府民880万の意志だと
 勝手にほざいているワルがいるが・・・。
 彼に投票しなかった人と投票自体しなかった人を合わせて700万人!
 その80%って,560万人が支持?
 10人中8人がリコールしたいと思っただけでも,

80%がリコール運動賛成!!

 って書けば,みんな踊らされるよな。

新聞が,数字を一人歩きさせようとしている

民主主義を奴隷制にしようとしているぞ!!

 その昔,前職であったことをここに再度,再々度ぶちまけよう。
 当時,少子化の影響がだんだん深刻になってきていた。
 で,当然のこととして,”改革”が叫ばれた。
 そこに登場したのが,外部からやってきた元公立高校校長。
 彼は,改革推進を唱えた。誰もが何かしら改革は必要だと思っていた。
 が,彼のやり方は,

橋下氏とまったく同じ,恫喝と身内の贔屓。

 和気藹々としていた職場は,告げ口と裏切り,疑心暗鬼の渦だった。
 やり口が汚い!やり方に反対する声が上がった。

その声を消そうと,改革に対するアンケートが用意された。

そのアンケート,実にあざとい設問だった。

そして,アンケート結果は彼ら自身が集計した。

改革推進派を支持するような結果が報告された。

どうみてもおかしい。私は,その元校長に疑問を挟んだ。

「これからは,データだよ。何をするにもデータだ」

 「データでも嘘は付けますが?」

「何をっ!!!そんなこと・・・ わかっとるよ!!

そもそもアンケートはな,(欲しい)答えを想定してつくるんだよ!わかっとるわい!!」

およそ,元校長という人が口にするような言葉とは思えなかった。

どうです?腐知事氏と似ていませんか?

この話は,小泉純一郎氏が,構造改革を唱え,

二言目には,「進捗状況?」「精査!」と叫んだ年だ!!

ゴーンが日産に乗り込んで改革?を始めた年だ。

湾岸戦争が間違いだったと非を認めたパウエル氏が,認める前に自伝を書いた年だ!!

死ぬ寸前まで,原子に戻るまで忘れないぞ!