パズルの世界展
仕事を終えて,
世界のパズルならぬ,
「パズルの世界展*1」を
東大阪,小阪にある,
アミューズメント産業研究所に
出かけた。
展示会は今回が8回目。
毎年,新聞の片隅に載る案内に心躍らせていたのだが,訪問するのは初めて*2。
研究叢書の第一巻はH12.5に購入するぐらい,関心はあったのです。
消防署の隣の建物の入り口にポスターを見つけてひと安心。
3階の研究室へと向かう。こじんまりとした研究室です。
入って,右手が受け付け。入場料は無料です。展示図録は1575円/冊。
左手から奥に展示物が広がっている。
入り口すぐにあるのは,常設展示の大局将棋。
大将棋や大大将棋など滅多に指すことがないもののようです。
さて,パズルの展示ですが,壁3面と机のような覗き込むタイプが陳列されています。
ルービックキューブ系のパズルの展示の下に・・・。
仕掛け屋さだきち*3さん*4の本『メカニカルパズル130』です。
芦ヶ原さんの本やドデカパズルですね。
東洋ガラスのグラスパズル・パーティーでお会いした芦ヶ原さんはオモシロイ方でした。
大阪商業大の学長,谷岡氏が,ギャンブル等の確率論についての本を何冊か出しておられるのは,
知っていましたが,ペンローズタイルなどのパズルがお好きだとは知りませんでした。
知恵の輪や動かすパズルなど,分類して展示されています。比較的新しいパズルが多い感じでした。
東洋ガラスのグラスパズルコレクションが無いですから・・・。
古い日本のパズルが,興味を引きました。
第二次大戦頃のパズル。箱に入れるパズル,こういうのは,見たことがありませんでした。
戦争という厳しい状況でも,人は楽しいものを求めるというのが,ホッとする処です。
不思議なモノ,オモシロイことが,必要な存在が人間なのかもしれません。
研究員の方に,幾つか質問をして,さだきちさんの話をして,ブログへの紹介の許可を戴きました。
足跡がわりに,自作のコロコロリングを貰ってもらいました(笑)。
で,部屋の日程表を見ると「2/2 ニコリ取材」とありました。来月号に掲載されるのかな?
フレンズ・オブ・テルミン大阪サロン
「パズルの世界展」を見終えてから,軽く夕食を取って,サロンに向かいました。
11月に出かけた綿業会館の近くです。
こんどこそ迷わないようにと,一番近い駅まで地下鉄に乗りました。
↓夕暮れの北御堂さん
はは,やっぱり迷いました。ちょっと北へ行きすぎたのです。
初めての参加は,緊張します。
が,受付をされた方を私は知っていたので,ちょっと話をさせてもらいました。
ステレオグラム(RDS)が流行った頃,「大阪3D協会」のイヴェントに
何度か参加していたのです。ハイパーカードのソフトを買いに不思議な建物に
行った話や,藤本由起夫さんの話,上本町にあった引き出しが壁中にある
バー,「フィネガンス・ウェイク」など,あちこちに繋がる話に驚いてしまいました。
18:00頃から会が始まりました。
前半1時間は,11月の発表会のダイジェストを見ました。
糸の見えないハープを弾くようなテルミン。
演奏者のエピソードなどを聞いたり,座っても演奏できたり。
後半は,まず学研から発売された「テルミンプレミアム」について。
主催者の方の話だと,かなりオモシロイ機械らしく,
「楽器として充分です。これだけで突き詰めるとシンドイかもしれないが・・・。」
「でも,ETHERWAVE Thereminは,場所をとるので,一度,ケースに収納してしまうと
次の演奏会までださないこともあるので,これだと,コタツの上で邪魔になりません」
という言葉に納得してました。
テルミンプレミアムの音を簡単に加工する実演やケースなどの話題も,
雰囲気もアマチュア主義の空気が充満する部屋で時間があっという間に過ぎました。
そして,レトロな感じの「テルミン・マエストロ」が登場しました。
この形,ちょっと古いSF映画のようです。
2時間,とてもいい気分転換になりました。
帰り道,自然と口笛が出ます。
ウニャラモスの「リズロンのワルツ」が夜道に響きました。
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